大学受験を終えて。。

新年明けましておめでとうございます。
今年もBSAJをどうぞよろしくお願い致します。

皆さん、お久しぶりです!4ヶ月ぶりにブログを書くななせです。

大学受験の為、お休みを頂いていました (さぼっていた訳ではありません)。サンディエゴのS君から「早くブログ書けよ!」というオーラがしみじみと伝わってくるので、今週からまた書き始めます。

無事に第一志望の大学に合格を頂き、今はほっとしている感じです。(大学の情報は後ほど詳しくブログに書く予定です)

長かったような、短かったような大学受験を終え、書けること、書きたいことは山ほどあります。

何をしても消えないストレス、両親との数時間の言い合いスカイプセッション、希望を失うカレッジカウンセラーとのミーティング、母と2人の事件が多い大学訪問の旅、思い通りに伸びないSATのスコア、頭が禿げる程悩まされたエッセイ、そして、一ミリも気を抜く事ができない学校の課題。

でも、苦労するのは受験するにあたって当たり前の事。苦労話をだらだら書く代わりに、今回は、私が大学受験のプロセスを通して学んだ、2つの事について書きます。

1つ目「自分が日本人である、という事に誇りを持っていいんだ」

大学受験を通して、改めて日本人という自分のアイデンティティーと向き合えたと思います。アプリケーションの中に、受験する全ての大学に送る、Personal Statement(エッセイ)を650字以内で書く欄があります。これは、自分がどういう人物であるのかを大学に伝え、アピールする場です(大学のアプリケーションについても後ほどのブログで書きます)。このエッセイを書く為に、今までの人生を何度も振り返りました。アメリカでの生活を始めた頃は、アメリカ人になりたくてしょうがなかった、と言っても過言ではありません。日本人である事を誇りに思えず、どちらかというと隠したがっていた過去の自分がいて、自分を様々な方法で無理矢理に「アメリカ化」させていたのです。しかし、ある事をきっかけに、日本人である事に自信を持ち始め、アメリカで生活している日本人だからこそ持っている長所に気づき始めました。エッセイを書くにあたり、受験前では気づかなかった、そして考えもしなかった、「自分」という人物について深く考える事ができました。

2つ目「自分は自分、他人は他人。自分と他人を比較しすぎるのは良くない。」

ボーディングスクールでの生活は、一人の生徒、というよりも、大切なコミュニティーメンバーの一員、と感じながら生活している事が多く、友達は家族の様な存在です。しかし、周りの人と近い関係を築いている為、その分、「情報」というのはものすごい速さで広がります。 特に、私のボーディングスクールは全校360人という比較的小さな学校の為、誰々がSATで満点近く取った、とか、この子はGPA4.0だとか、あの子の親はあの大学の教授だから受かりやすい、などの情報が知らない間にふと耳に入ります。私は、自分よりも優れている人・有利な立場にいる人の情報を聞く度に、自分とその人を比較していました。「あの子は私よりもできる、私もあれやらなきゃ、あーどうしよう、どうしよう」と。頭の中がすぐパニック状態に。でも、これって本当に時間の無駄だったなと思います。モチベーションが上がる時もありましたが、自分と他人を比較しすぎると、自信を無くし、気持ちがネガティブな方向に向き、なかなか前に進むことができなくなっていました。でも、よく考えれば、今まで、色んな事に挑戦し、自分なりに努力してきたのだから、もっと自分に対して自信を持っていいんだ!と思えるようになりました。

さてさて、もう3日にはアメリカに戻るのですが、卒業まであと5ヶ月です!しっかり勉強し、思いっきり楽しみます!

ではではー、良いお正月をお過ごしください。
















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