ホームシック

大学生になってから何故か急によくホームシックになるようになりました。普段特別日本を意識をしているわけではないのですが、暑い夏に突然ゴキブリが現れるかのように、寒いボストンで突然、「あ~日本懐かしいな~、なんか家のぬくもりが恋しいな~」という何とも口では言い表せない感覚?!思い?!が頭を駆け巡るのです。

  遅れましたが、今日は文章を書くのが苦手なくせに突然ブログを書きたくなった、ノースイースタン大学二年目の大橋幸太です(昔ブログをやっていたのですけどね笑)。

 最初にホームシックになったのは、留学生活をスタートしたカナダのESLスクールに行った時です。
当時12歳!
初めての寮生活!!
そこには「おかえり~」と言ってくれる親はいません。日本とは全く違う景色で言葉も通じません。着いた時はとにかく不安で心がはちきれそうでした。そして当時は、パソコンの使い方も全く分かなかったので、日本から持参したノートパソコンを最初の2週間はインターネットに繋げる事も出来ませんでした。この不安で心細い思いを誰かに聞いて欲しくても、親にメールを打つ事も、スカイプをすることもできませんでした。毎日泣きたい気持ちをノートに書き出して、ギリギリの精神状態で毎日を過ごしていました。たどたどしい英語とジェスチャーで友達に教えてもらい、初めて親にメールを送れた時は心が震えるほど感動しました(日本語に変換できずローマ字で打ったのを覚えています笑)。スカイプが繋がった時は、嬉しさのあまり5時間!連続で喋り続けてしまいました(どれだけ暇なんだよ笑)。親は僕には何も言いませんでしたが、あの頃は多分ものすごく心配をかけていたと思います。
  その後入ったアメリカの中学では、校則が厳しく自由にスカイプが使えなかったのですが、代わりにプリペイドのテレフォンカードを使って親に電話をしていました(レトロ笑 携帯やSNSがすべて禁止されていたので仕方がない)。カナダのような強烈なホームシックはありませんでしたが、それでも毎回冬休みや夏休みの後アメリカに戻ってすぐは少しホームシックになっていました。毎回「あー日本が恋しいな~、日本食食べたいな~」と。
  でも高校に入ってからは、英語での生活も当たり前になり寮生活にも慣れたからなのか、ほとんどホームシックになることはありませんでした。SNSは使い放題でしたが用がなければ親に連絡することもなく、気が向いた時に1カ月に1回程度電話するぐらいでした。

  それが今はどうしてしまったのでしょう?!
毎日あらゆる時間や場所で唐突にホームシックに襲われるのです。カナダに初めて行った時の12歳の頃に戻ってしまったのかと錯覚するほどです(まさか自分、ベンジャミンバトン?!んなわけ笑)。原因は、多分ですが(確実にかな(泣))次の冬まで丸々1年日本に帰れない事がわかっているからだと思います。

  そこで気づいた事があるのです。自慢ではないですが(たいていこの文章の後は自慢ですよね笑)
【自分成長したな~!】
と思うのです。昔の自分なら泣きたくてクラスにも行かずベッドにこもりたくて仕方がな
かったと思います。そして親の都合も考えずに毎日長時間電話をして愚痴をこぼしていたと思います。けれど今は毎日普通にクラスに行き、親に電話をしても基本は近況報告ですし長くても10分程度です。そのかわり頻度は増えましたが笑(って、まだ親に毎日のように電話しているのかい!)そしてホームシックに押しつぶされるのではなく、落ち着いてそれに対処している自分がいます。昔は不安で仕方なかった自分に対してさらに不安になってしまう自分がいましたが、今はその状況を客観的に自分で見られるようになり自分で対処できるようになりました。今年の目標でもある心に余裕を持てるようになってきている気がします((今年の目標の一つ!(フェイスブックの投稿みてね☆)))。今回昔と同じシチュエーションに置かれて、初めて自分自身で自分の成長をまじまじと実感する事ができました(身長だけは伸びてないですけど…(´;ω;`))。そして成長した自分が今昔の自分に声をかける事ができるなら「大丈夫だよ!明るい未来が待ってるから自分を信じて頑張れ」と声をかけてあげたいです。

  ところで成長したのはいいのですが、このホームシックどうにかならないでしょうか。。。地味に辛いです。誰か助けて下さい(笑)

  ダラダラ長文になってしまいました。こんな僕ですが、これからも皆さんどうか温かい目で見守ってください。

Have a great day 😊

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