チョートあるある
こんにちは。久世です。
今回は、私の通っているチョート・ローズマリー・ホール校 (Choate Rosemary Hall) について、「チョートあるある」と題して、チョート校の特徴や、生徒としての本音を語っていきます!無論、他のボーディングスクールに行ったことがないため、「チョートの特徴」と言っても、実はチョートだけでなく多くの学校でも同じ、という点を含んでしまっているかもしれませんが、その辺はどうぞご容赦ください。
1: ドレスコードがない。
チョートは去年度から、授業などにおいてのドレス・コードを撤廃しました(かなり思い切った決断だったことでしょう。)それまで男子は襟付きシャツに長ズボン、女子はブラウスかシャツ、ジーンズ禁止、などの規則があったのが、全て自由になりました!
現在、クラスを見渡すと、そこにはワイシャツにネクタイを締めてくる男子がいるかと思えば、スウェットの上下で登校してくる人がいて、女子も襟付きブラウスがいるかと思えば黒キャミソールに短パンという出で立ちの人も。とっても面白い、まさに "diverse" な眺めです。
そしてチョート校が心地よいのは、どのような服を着ていても気まずい思いをすることがない、ということ。毎日おしゃれをして、お化粧もばっちりの女の子と、毎日同じようなジャージを着ている女の子が、仲良くお喋りしている。そんな風景が、あちこちで見られます。
2: チャペルでの朝礼がない。
他のボーディングスクールではよくあるらしいチャペルでの朝礼というのが、チョートにはありません。週に1度、2時間目と3時間目の間に全校集会が開かれますが、それもシアターで行われます。つまり、、、朝早く起きなくていい!そして、クリスチャン以外の生徒にも配慮している!ということ。もちろん、朝礼がチャペルで開かれるからといって、キリスト教以外を信仰する人が気まずく感じる、ということはないと思いますが、チャペルでの厳かな雰囲気に慣れていなくても大丈夫です。
3: スクールミーティングが楽しい。
前項と関連していますが、その週一回の集会(スクールミーティング)というのがとてもとても楽しいのです!
まず、ほぼ毎回生徒の中の「ミュージシャン」が才能を披露してくれます。ジャズのこともあれば、ピアノ独奏もあり、自分の母国に伝わる伝統芸能もあり。
その後、司会役の生徒が出てきて、先生や生徒が代わる代わるアナウンスをするのですが、皆ユーモアたっぷりで、大きなシアターが笑いに包まれることがしょっちゅうです。時には、Choate Talk といって、生徒がスピーチをします。
4: 校長先生が好かれている。
チョートの校長先生、 Dr. Curtis の悪口など、私は聞いたこともないし想像もできません!!!とても気さくなお人柄で、生徒の前でお話をするときには会場が温かい空気に包まれます。
5: 勉強、だけじゃない。
チョートは、名門ボーディングスクール、と呼ばれますが、だからと言って勉強第一という空気はありません。もちろん、オールAで当たり前、という中で頑張っている生徒も多いですが、それは生徒自身が作り出しているスタンダードであり、先生からそのようなことは全く強制されません。特に、寮の先生は、「週末なんだから宿題だけじゃなくてちゃんと休んで、楽しいことするのよ」「早く寝てね」と、とても優しいです。特に長期休みの前には、「勉強なんてしちゃダメ、楽しんで」と言って送り出してくれます笑
6: お待ちかねのマグナイト。
これは、チョートに限った風習ではないと思いますが、週に一回、ドームミーティングを兼ねたマグナイトというイベントが夜9:30にあり、寮の全員が集まってアイスクリームや手作りブラウニーなどのお菓子を囲みながらおしゃべりします。みんながソファに押しくらまんじゅう状態で座って、時間の許す限りおしゃべりする、大切なひと時です。
7: デイ・スチューデントがいる。
まぎれもないボーディングスクールであるチョートですが、家から通うデイ・スチューデントも少数派ですがいます。寮のない彼らのためには(もちろん他の生徒もそこでくつろいだりしますが)デイ・スチューデント・ラウンジがあり、休み時間などそこでしゃべります。
サンクスギビング休暇の時など、寮が閉まってしまうけれど家には遠すぎて帰れない生徒のためには、学校側がデイ・スチューデントの家族に掛け合って、泊めてもらえるように手配してくれます!
8:新しい建物が好き。
チョートは毎年のように、新しい建物を建てています。寮、数学館、スチューデントセンターなど、まだ全然ボロボロではないのに、建て替えているなあという印象もありますが、どんどん斬新で楽しい建物ができています。生徒の過ごしやすさ、楽しみを第一に考えてくれる学校です。
長くなりました。
幾つかのポイントから、推測された方もいらっしゃるかと思いますが、チョートはとてもリベラル・自由な校風を持っています!!!伝統を重んじる、というよりは、時代の風潮や生徒のニーズに合わせて、フレキシブルになんでも変えて、動いていく学校です。生徒もその校風に染まり、互いの個性を認めあい尊重するという空気を共有しているように思えます。
チョートに興味を持ってくださった方、ぜひ学校のウェブサイトをご覧くださいませ!
今回は、私の通っているチョート・ローズマリー・ホール校 (Choate Rosemary Hall) について、「チョートあるある」と題して、チョート校の特徴や、生徒としての本音を語っていきます!無論、他のボーディングスクールに行ったことがないため、「チョートの特徴」と言っても、実はチョートだけでなく多くの学校でも同じ、という点を含んでしまっているかもしれませんが、その辺はどうぞご容赦ください。
青すぎるくらい、青い空!奥に旧student activities centerが見えます。 |
チョートは去年度から、授業などにおいてのドレス・コードを撤廃しました(かなり思い切った決断だったことでしょう。)それまで男子は襟付きシャツに長ズボン、女子はブラウスかシャツ、ジーンズ禁止、などの規則があったのが、全て自由になりました!
現在、クラスを見渡すと、そこにはワイシャツにネクタイを締めてくる男子がいるかと思えば、スウェットの上下で登校してくる人がいて、女子も襟付きブラウスがいるかと思えば黒キャミソールに短パンという出で立ちの人も。とっても面白い、まさに "diverse" な眺めです。
そしてチョート校が心地よいのは、どのような服を着ていても気まずい思いをすることがない、ということ。毎日おしゃれをして、お化粧もばっちりの女の子と、毎日同じようなジャージを着ている女の子が、仲良くお喋りしている。そんな風景が、あちこちで見られます。
2: チャペルでの朝礼がない。
他のボーディングスクールではよくあるらしいチャペルでの朝礼というのが、チョートにはありません。週に1度、2時間目と3時間目の間に全校集会が開かれますが、それもシアターで行われます。つまり、、、朝早く起きなくていい!そして、クリスチャン以外の生徒にも配慮している!ということ。もちろん、朝礼がチャペルで開かれるからといって、キリスト教以外を信仰する人が気まずく感じる、ということはないと思いますが、チャペルでの厳かな雰囲気に慣れていなくても大丈夫です。
3: スクールミーティングが楽しい。
前項と関連していますが、その週一回の集会(スクールミーティング)というのがとてもとても楽しいのです!
まず、ほぼ毎回生徒の中の「ミュージシャン」が才能を披露してくれます。ジャズのこともあれば、ピアノ独奏もあり、自分の母国に伝わる伝統芸能もあり。
その後、司会役の生徒が出てきて、先生や生徒が代わる代わるアナウンスをするのですが、皆ユーモアたっぷりで、大きなシアターが笑いに包まれることがしょっちゅうです。時には、Choate Talk といって、生徒がスピーチをします。
4: 校長先生が好かれている。
チョートの校長先生、 Dr. Curtis の悪口など、私は聞いたこともないし想像もできません!!!とても気さくなお人柄で、生徒の前でお話をするときには会場が温かい空気に包まれます。
5: 勉強、だけじゃない。
チョートは、名門ボーディングスクール、と呼ばれますが、だからと言って勉強第一という空気はありません。もちろん、オールAで当たり前、という中で頑張っている生徒も多いですが、それは生徒自身が作り出しているスタンダードであり、先生からそのようなことは全く強制されません。特に、寮の先生は、「週末なんだから宿題だけじゃなくてちゃんと休んで、楽しいことするのよ」「早く寝てね」と、とても優しいです。特に長期休みの前には、「勉強なんてしちゃダメ、楽しんで」と言って送り出してくれます笑
6: お待ちかねのマグナイト。
これは、チョートに限った風習ではないと思いますが、週に一回、ドームミーティングを兼ねたマグナイトというイベントが夜9:30にあり、寮の全員が集まってアイスクリームや手作りブラウニーなどのお菓子を囲みながらおしゃべりします。みんながソファに押しくらまんじゅう状態で座って、時間の許す限りおしゃべりする、大切なひと時です。
7: デイ・スチューデントがいる。
まぎれもないボーディングスクールであるチョートですが、家から通うデイ・スチューデントも少数派ですがいます。寮のない彼らのためには(もちろん他の生徒もそこでくつろいだりしますが)デイ・スチューデント・ラウンジがあり、休み時間などそこでしゃべります。
サンクスギビング休暇の時など、寮が閉まってしまうけれど家には遠すぎて帰れない生徒のためには、学校側がデイ・スチューデントの家族に掛け合って、泊めてもらえるように手配してくれます!
8:新しい建物が好き。
チョートは毎年のように、新しい建物を建てています。寮、数学館、スチューデントセンターなど、まだ全然ボロボロではないのに、建て替えているなあという印象もありますが、どんどん斬新で楽しい建物ができています。生徒の過ごしやすさ、楽しみを第一に考えてくれる学校です。
長くなりました。
幾つかのポイントから、推測された方もいらっしゃるかと思いますが、チョートはとてもリベラル・自由な校風を持っています!!!伝統を重んじる、というよりは、時代の風潮や生徒のニーズに合わせて、フレキシブルになんでも変えて、動いていく学校です。生徒もその校風に染まり、互いの個性を認めあい尊重するという空気を共有しているように思えます。
チョートに興味を持ってくださった方、ぜひ学校のウェブサイトをご覧くださいませ!
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